横尾山慈恩寺|奥多摩新四国霊場八十八ヶ所
慈恩寺の概要
真言宗豊山派寺院の慈恩寺は、横尾山と号します。慈恩寺の創建年代等は不詳ながら、慶長3年(1598)の検地帳には記載されていることから、安土桃山時代には創建していたといいます。奥多摩新四国霊場八十八ヶ所19番です。
山号 | 横尾山 |
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院号 | - |
寺号 | 慈恩寺 |
住所 | 青梅市御岳本町350 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
慈恩寺の縁起
慈恩寺の創建年代等は不詳ながら、慶長3年(1598)の検地帳には記載されていることから、安土桃山時代には創建していたといいます。
新編武蔵風土記稿による慈恩寺の縁起
(澤井村)慈恩寺
除地一段十二歩、小名横尾にあり、新義真言宗にて、青梅村金剛寺末、横尾山と號す、本堂四間半に七間南向、本尊十一面観音を安す、坐像にて長九寸二分、今は住僧もなく甚衰微せし寺なり、開山開基はつまびらかならず。(新編武蔵風土記稿より)
「青梅市史」による慈恩寺の縁起
慈恩寺(横尾山)
沢井・横尾(現・御岳本町)にあり、本尊は十一面観音である。慶長三年(一五九八)の検地帳に慈音寺とあるから、それ以前の創建である。境内の六地蔵を浮彫りにした石灯籠は古色がある。(「青梅市史」より)
慈恩寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「青梅市史」