田中寺|外一閑庵主が開基
田中寺の概要
曹洞宗寺院の田中寺は、昭和山と号します。田中寺は、外一閑庵主が開基、龍津寺六世大方朝山和尚が開山となり、等外庵と号して宝暦3年(1753)に創建したといいます。累代尼僧が庵主と勤めていたが八代庵主没後、昭和17年昭和山田中寺と改称したといいます。
山号 | 昭和山 |
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院号 | - |
寺号 | 田中寺 |
本尊 | 聖観世音菩薩像 |
宗派 | 曹洞宗 |
住所 | 昭島市田中町2-11-15 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
田中寺の縁起
田中寺は、外一閑庵主が開基、龍津寺六世大方朝山和尚が開山となり、等外庵と号して宝暦3年(1753)に創建したといいます。累代尼僧が庵主と勤めていたが八代庵主没後、昭和17年昭和山田中寺と改称したといいます。
新編武蔵風土記稿による田中寺の縁起
(田中村)等外庵
境内除地、二畝三歩、拝嶋村龍津寺の末にして、其寺の持、僧を置てまもらしむ、起立の年歴を傳へず、本尊聖観音を安置す、長二尺五寸立身。(新編武蔵風土記稿より)
「昭島市史」による田中寺の縁起
田中寺(田中町)
昭和山と号す曹洞宗の寺院。『新編武蔵風土記稿』によれば、拝島村龍津寺の末寺で、「起立の年暦を伝へず」と記されているが、当寺は宝暦三(一七五三)年に龍津寺六世大方朝山和尚によって創建された。開基の外一閑庵主の名をとって東外庵(等外庵)とした観音堂であった。庵主は歴代尼僧がつとめていたが、昭和一三年に八代庵主が没したので、寺格を法地にしてもらう請願をしたところ、昭和一七年に認可されたので、昭和山田中寺と改称した。したがって、直接的には檀家と結びつく機会が少なかったので、田中村の住民の檀那寺が分散しているのである。
本尊は聖観世音菩薩の木立像である。(「昭島市史」より)
田中寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「昭島市史」