神庭神社|旧称大山祇社

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神庭神社|西多摩郡奥多摩町海沢の神社

神庭神社の概要

神庭神社は、西多摩郡奥多摩町海沢にある神社です。神庭神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には大山祇社と称していたといいます。新編武蔵風土記稿には当地の小名神庭について、寒庭と記載され「同じ(村の西にある小名大加の)つゞきの地にて、多磨川の邊をいヘリ」と記載され、寒庭には熊野社しか記載されていないため、大山祇神社との関わりは不詳ですが、西多摩郡村誌に字神庭の神庭神社と記載されていることから、明治期には、大山祇命を祀る神庭神社として成立していることがわかります。

神庭神社
神庭神社の概要
社号 神庭神社(大山祇神社)※非法人
祭神 麓山祇尊
相殿 -
境内社 -
住所 西多摩郡奥多摩町海沢
祭日 例大祭八月第一土曜日
備考 -



神庭神社の由緒

神庭神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には大山祇社と称していたといいます。新編武蔵風土記稿には当地の小名神庭について、寒庭と記載され「同じ(村の西にある小名大加の)つゞきの地にて、多磨川の邊をいヘリ」と記載され、寒庭には熊野社しか記載されていないため、大山祇神社との関わりは不詳ですが、西多摩郡村誌に字神庭の神庭神社と記載されていることから、明治期には、大山祇命を祀る神庭神社として成立していることがわかります。

新編武蔵風土記稿による神庭神社の由緒

(海澤村)
熊野社
年貢地、十坪、小名寒庭(註:神庭)にあり、百姓持。
大山祇社
年貢地十坪、南の方なる山腹にあり、これもおなじく小祠なり、百姓持。
大山祇社
年貢地五十坪、下村の東にあり、小社なり、社前に拝殿をたつ二間に三間、下村の鎮守にして、例祭正月二十日、里正持なり。 (新編武蔵風土記稿より)

「奥多摩町史」による神庭神社の由緒

海沢の神庭神社
海沢の神庭神社は山祇神社の一つで祭神は麓山祇尊です。この社の背後には天地山、高岩山等神山と見られる峻峰があり、この社の直上には愛宕山がありますのでこれら神山に対する神庭に祭られたのが「麓山祇尊」なのでしょう。この社は本殿は小さいながら神楽殿(農村舞台)をもち、毎年八月の第一土曜日(もと七月十五日)の例祭に行う神楽舞には遠近から多くの参詣者があって盛大な祭りです。この社の注連木になっている銀杏樹(町指定天然記念物)は目通り四九五センチメートルあって本町最大のものです。(「奥多摩町史」より)

「東京都神社名鑑」による神庭神社の由緒

非法人のため記載なし(「東京都神社名鑑」より)

「西多摩郡村誌」による神庭神社の由緒

神庭神社
雑社。社地縦五間横六間 面積三十坪。元標位置ノ地字神庭七百七十九番、山二反歩ノ内ニアリ、大山祇命ヲ祭ル。鎮座年月干支未詳ナラズ。元麓山祇命ヲ祭ル。維新ノ際、神庭神社ト改称ス。例祭一月十七日。河邊榮高兼勤奉仕ス。(「東京都神社名鑑」より)


神庭神社の周辺図

参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 奥多摩町史
  • 東京都神社名鑑
  • 西多摩郡村誌