大場諏訪神社|領主の筧内膳が宝暦6年に村の鎮守として創建
大場諏訪神社の概要
大場諏訪神社は、横浜市青葉区大場町にある神社です。大場諏訪神社は、当時の領主の筧内膳が宝暦6年(1756)に村の鎮守として創建したといいます。
社号 | 諏訪神社 |
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祭神 | 建御名方命 |
相殿 | 言代主命 |
境内社 | - |
住所 | 横浜市青葉区大場町921 |
祭日 | 例大祭10月10日 |
備考 | - |
大場諏訪神社の由緒
大場諏訪神社は、当時の領主の筧内膳が宝暦6年(1756)に村の鎮守として創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による大場諏訪神社の由緒
(大場村)諏訪社
見捨地、三畝、村の艮の方にあり、石階六十級を登りて覆屋二間に二間半、内に小祠を置、南向なり、村の鎮守にして、例祭は年々九月十日神楽を修す、薬王寺持。(新編武蔵風土記稿より)
「神奈川県神社誌」による大場諏訪神社の由緒
創立年代不詳であるが、地頭筧三郎右ヱ門の創建と伝えられる。其後安政三年八月二十五日、大風にて社殿潰れ、同年十月村民協議して当今の社殿を新築、茲に神璽を奉遷して、爾来大場町産土神として篤く崇敬されている。(「神奈川県神社誌」より)
境内石碑による大場諏訪神社の由緒
創建は棟札によると宝暦六年十月(一七五六年)当時の領主筧内膳及び惣氏子により大場村鎮守産土諏訪大明神として建立された とあり、新編武蔵風土記稿にも記されている。
又、他の棟札によると安政六年二月(一八五九年)領主筧三郎右ヱ門及び惣氏子により覆殿、拝殿を建築したとの記録があり、明治元年(一八六七年)諏訪大明神より諏訪神社と改称する。その後、昭和二十六年六月社殿拡充、境内地の整備更に昭和四十九年四月社殿修理、石段の改修を行った。
当神社は丘陵地にあったが平成の時代になり大場町一帯の都市化が進み、神社を含む地域を大場第三土地区画整理組合と称し、土地区画整理事業を施行、これを機に惣氏子相計り境内地の整備、社殿社務所の建築、諸設備の拡充をなせるもの也。(境内石碑より)
大場諏訪神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 神奈川県神社誌
参考資料
- 新編武蔵風土記稿