十社宮|旧十社権現社、石川村に八社あった社の一社
十社宮の概要
十社宮は、横浜市青葉区美しが丘西にある神社です。十社宮の創建年代等は不詳ながら、十社権現社と称し、新編武蔵風土記稿には、石川村に八社ある社の一つとして「見捨地、西の方によれり。」と記載されています。明治維新後十社宮と改称、平成2年の区画整理事業に伴い当地へ移転・改築したといいます。
社号 | 十社宮 |
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祭神 | 国常立尊外九柱 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 横浜市青葉区美しが丘西2-7-3 |
祭日 | 例大祭10月9日 |
備考 | - |
十社宮の由緒
十社宮の創建年代等は不詳ながら、十社権現社と称し、新編武蔵風土記稿には、石川村に八社ある社の一つとして「見捨地、西の方によれり。」と記載されています。明治維新後十社宮と改称、平成2年の区画整理事業に伴い当地へ移転・改築したといいます。
新編武蔵風土記稿による十社宮の由緒
(石川村)十社権現社
見捨地、西の方によれり。(新編武蔵風土記稿より)
「神奈川県神社誌」による十社宮の由緒
創建年月未詳であるが、往古より当地の鎮守として崇敬せられ、村民の信仰によって祭祀の伝統を継承している。(「神奈川県神社誌」より)
境内掲示による十社宮の由緒
新編武蔵風土記稿に「十社宮」は「見捨地、西の方によれり」と記載されている。
創建年月不詳であるが、周辺の状況から推察して江戸時代初期と思われる。(中略)
此の神社は古来「十社権現社」と呼ばれ隣接の薬師堂と共に別当満蔵院が代々その祭祀を守ってきた。明治維新の神佛分離令により「十社宮」と改められた。
平成二年三月保木土地区画整理事業に伴って社殿を移転改築しその面目を一新した。(境内掲示より)
十社宮の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 神奈川県神社誌
参考資料
- 新編武蔵風土記稿