上川井神明社|鎌倉時代頃より小机川井の総社として鎮座
上川井神明社の概要
上川井神明社は、横浜市旭区上川井町にある神社です。上川井神明社の創建年代は不詳ながら、鎌倉時代頃より小机川井の総社として鎮座していたといい、明治6年には村社に列格したといいます。
社号 | 神明社 |
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祭神 | 国常立尊 |
相殿 | - |
境内社 | 蚕神様 |
住所 | 横浜市旭区上川井町112 |
祭日 | 例大祭9月第二土曜日 |
備考 | - |
上川井神明社の由緒
上川井神明社の創建年代は不詳ながら、鎌倉時代頃より小机川井の総社として鎮座していたといい、明治6年には村社に列格したといいます。
新編武蔵風土記稿による上川井神明社の由緒
(上川井村)
神明社
除地、二段五畝歩、東の方にあり、社は二間半に三間坤の方に向ふ、前に鳥居を立、例祭は年々九月にて其日を定めず、社は丘上にて松杉繁茂せり、長源寺持、以下五社も同寺の持なり。(新編武蔵風土記稿より)
「神奈川県神社誌」による上川井神明社の由緒
創立年代不明であるが、古来上川井の総鎮守社と伝える。(「神奈川県神社誌」より)
「旭区郷土史」による上川井神明社の由緒
由緒は不詳。「風土記稿」に『除地、二段五畝歩、東の方にあり、社は二間半に三間坤の方に向ふ、前に鳥居を立、例祭は年々九月にて其日を定めず、社は丘上にて松杉繁茂せり、長源寺持、』とある。(「旭区郷土史」より)
境内掲示による上川井神明社の由緒
上川井神明社の由緒
当、上川井神明社(旭区上川井町一一二番地)の創建は不詳であるが、今からおよそ七~八百年前の中古の時代から江戸時代に至るまで、旧誌小机川井郷の総社として鎮護し、地域の総鎮守であったと思われる。その後明治六年十二月に上川井村の村社に列せられ、地域の守護神として氏子の尊崇する神明社として今日に至っている。
祭神は國常立尊で、この神は、国土形成の根源神、国土の守護神といわれ、宇宙が誕生し、国土がまだ混沌としてどろどろの状態のときに登場し、泥土を集められ、生命力が宿る大地を形成した神とされている。(境内掲示より)
上川井神明社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「神奈川県神社誌」
- 「旭区郷土史」