星川杉山神社|旧下星川村の鎮守社
星川杉山神社の概要
星川杉山神社は、横浜市保土ケ谷区星川にある杉山神社です。星川杉山神社の創建年代等は不詳ながら、延喜式内社の杉山社が当社ではないかともいい、江戸期には下星川村の鎮守社でした。
社号 | 杉山神社 |
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祭神 | 日本武尊 |
相殿 | - |
境内社 | 伏見稲荷社 |
住所 | 横浜市保土ケ谷区星川1-19-1 |
祭日 | 例大祭9月18日 |
備考 | - |
星川杉山神社の由緒
星川杉山神社の創建年代等は不詳ながら、延喜式内社の杉山社が当社ではないかともいい、江戸期には下星川村の鎮守社でした。
新編武蔵風土記稿による星川杉山神社の由緒
(下星川村)
杉山社
村の中央にあり、社地は小山にして松杉の古木繁茂せり、山を登ること凡三十間ばかりにして上に社あり、二間四方許りなり、本地釋迦にして一尺六寸の立像なり、拝殿二間に三間、前に鳥居をたつ、すべて巽に向へり、村内法性寺持。(新編武蔵風土記稿より)
「神奈川県神社誌」による星川杉山神社の由緒
江戸名所図会には「延喜式内社にして霊蹤尤も掲然たり、今は日蓮宗法性寺といへるより兼帯奉祀して、釈迦如来を本地仏とせり」と記している。縁起式神名帳に「都築郡杉山神社」とあり、又続日本後記に「承和五年二月庚戌、武蔵国都築郡枌山神社、預之官幣、以霊験」「同十五年五月庚辰、奉授武蔵国旡位杉山名神従五位下」等とあるのを、古来当社なりとする説もある。
[伝説]「棟木の怪談」昔当社境内の杉の木を伐り、江戸に運んで芝居小屋の棟木に使用したところ、屋鳴り震動等の怪談相次ぎ、遂に初日の幕を開くことが出来なかったという。(「神奈川県神社誌」より)
星川杉山神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「神奈川県神社誌」