根岸八幡神社|欽明天皇12年に海上に出現した八幡宮神体
根岸八幡神社の概要
根岸八幡神社は、横浜市磯子区西町にある神社です。根岸八幡神社は、欽明天皇12年(551)に海上に出現した八幡宮神体を祀り、八幡橋八幡神社の地に創祀、明和3年(1766)当地に遷座したといいます。明治8年村社に列格、伊勢社、宇佐八幡神社、山王社を合祀したといいます。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 誉田別命 |
相殿 | 天照皇大神、宇佐八幡大神、大山祇大神 |
境内社 | 琴平神社、稲荷神社、厳島神社 |
住所 | 横浜市磯子区西町1-1 |
祭日 | 例大祭8月15日 |
備考 | - |
根岸八幡神社の由緒
根岸八幡神社は、欽明天皇12年(551)に海上に出現した八幡宮神体を祀り、八幡橋八幡神社の地に創祀、明和3年(1766)当地に遷座したといいます。明治8年村社に列格、伊勢社、宇佐八幡神社、山王社を合祀したといいます。
新編武蔵風土記稿による根岸八幡神社の由緒
(根岸村)
八幡社
除地、一段歩、村の北の方にあり、村の鎮守なり、社は二間半に三間半、寶積寺持、下二社同持なり、
末社稲荷祠、金毘羅祠
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太神宮
除地、五畝十五歩。
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宇佐八幡宮
除地、二十四歩、當社は成瀬五左衛門尉重能建立すと云、重能は東照宮台徳院殿に仕へ奉り、御代官にて此邊を支配せり、其頃勧請せしにや。
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山王社
除地、一畝二十歩、村の艮にあり、大聖院持、下同(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による根岸八幡神社の由緒
欽明天皇の十二年(五五一)八月、当時の根岸村西南海上に出現した八幡皇大神の尊像を、一社を建て祀ったと伝える。八幡宮と称し、毎年九月十五日に祭典を行って来たが、慶安四年検地の際その宮地が隣村(滝頭村)の属地となったので、明和三年(一七六六)七月現在地に遷座した。寛政八年社殿の最高を遂げて、元八幡宮と称し、明治初年例祭日を八月十五日と改め、同八年村社に列格、同四十一年五月二十日伊勢社、宇佐八幡神社、山王社を合祀した。大正八年十二月石垣、石階等を築造、同十年には壮大な神殿をはじめ一連の建造物を竣成し、鬱蒼たる神域の中に輪奐の美、荘厳の威弥益して、同年九月神饌幣帛料供進神社に指定された。神社庁指定神社。(神奈川県神社誌より)
根岸八幡神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿