菅田神明社|旧下菅田村の鎮守、旧村社
菅田神明社の概要
菅田神明社は、横浜市神奈川区菅田にある神明社です。菅田神明社の創建年代等は不詳ながら、下菅田村の鎮守社だったといい、明治6年村社に列格、大正15年には神饌幣帛料供進社に指定されたといいます。
社号 | 神明社 |
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祭神 | 天照皇大神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 横浜市神奈川区菅田2568 |
祭日 | 例大祭9月吉日 |
備考 | 旧村社 |
菅田神明社の由緒
菅田神明社の創建年代等は不詳ながら、下菅田村の鎮守社だったといい、明治6年村社に列格、大正15年には神饌幣帛料供進社に指定されたといいます。
新編武蔵風土記稿による菅田神明社の由緒
(下菅田村)神明社
小名十三塚にあり、鎮座の初を知らず、村の鎮守なり、社一間半に二間、巽に向ふ、社前半町許の間左右に松を並べ植、入口に石の鳥居をたつ、例祭八月二十六日、村内最勝寺持。(新編武蔵風土記稿より)
「神奈川区史」による菅田神明社の由緒
由緒は明らかにできない。『新編武蔵風土記稿』には「神明社、小名十三塚ニアリ。」としてあるが、現在は猿渡になる。なお維新前は最勝寺が別当をしていた。明治六年に村社、大正一五年九月一四日に、神饌幣帛料供進社に指定された。鶴見村の飯島吉六の刻んだ石の鳥居一基がある。(「神奈川区史」より)
「神奈川県神社誌」による菅田神明社の由緒
創建年代は不詳であるが古来より菅田町全域の総鎮守であり、明治六年村社に、大正十五年九月神饌幣帛料供進社に指定された。明治四十二年一月再建、昭和四十六年十月本殿、拝殿、神楽殿、社務所を改築し境域の整備をも完成した。
附記
杉山社 菅田町八九一番地
三嶽社 菅田町的場一、六六三番地
日枝社 菅田町山王台一、八六九番地
八幡社 菅田町猿渡二、五三五番地
須賀社 菅田町熊野堂二、六三五番地
熊野社 菅田町熊野二、七一二番地
以上六社は旧雑社であって、菅田町二、五六九番地の神明社が菅田町全域の鎮守社であるから、社記は省略する。 (「神奈川県神社誌」より)
菅田神明社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「神奈川区史」
- 「神奈川県神社誌」