谷津浅間神社|藤原道長当地来遊の折に勧請
谷津浅間神社の概要
谷津浅間神社は、横浜市金沢区谷津町にある神社です。谷津浅間神社は、寛仁年中(1017-1020)藤原道長当地来遊の折、能見堂より正面の入江の上に見える松森を塗桶の形に似ているので塗桶山と名づけて浅間大神を勧請、江戸期には谷津村の鎮守社だったといいます。
社号 | 浅間神社 |
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祭神 | 木花之佐久夜毘売命 |
相殿 | - |
境内社 | 大六天神社 |
住所 | 横浜市金沢区谷津町432 |
祭日 | 例大祭9月1日 |
備考 | - |
谷津浅間神社の由緒
谷津浅間神社は、寛仁年中(1017-1020)藤原道長当地来遊の折、能見堂より正面の入江の上に見える松森を塗桶の形に似ているので塗桶山と名づけて浅間大神を勧請、江戸期には谷津村の鎮守社だったといいます。
新編武蔵風土記稿による谷津浅間神社の由緒
(谷津村)
淺間社
年貢地、當村及赤井村の境にあり、村の鎮守なり、寺前村薬王寺の持。(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による谷津浅間神社の由緒
社伝によれば、寛仁年中(一〇一七-二〇)藤原道長当地来遊の折、能見堂より正面の入江の上に見える松森を塗桶の形に似ているので塗桶山と名づけ、浅間大神を勧請したという、古来毎年六月一日を小祭、九月一日を大祭として御祭事を執行して来た。安産の守護神として婦人の崇敬者多く、寛正四年江戸の医師西山松眠が御神供田を奉納して以来、祭典には必ず神饌に赤飯を献じ、終ってこれを崇敬者の婦人に授与するのを例としている。(神奈川県神社誌より)
谷津浅間神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿