金澤山光明院。金澤山稱名寺の塔頭寺院
光明院の概要
真言律宗寺院の光明院は、金澤山稱名寺の塔頭寺院です。光明院の創建年代等は不詳ながら、金澤山稱名寺の塔頭寺院で、塔頭5院の第一位だったといいます。光明院表門は、造営年代が判明する横浜市内の建造物では最古の建造物で、横浜市指定有形文化財に指定されています。
山号 | 金澤山 |
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院号 | 光明院 |
寺号 | - |
住所 | 横浜市金沢区金沢町215 |
宗派 | 真言律宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
光明院の縁起
光明院の創建年代等は不詳ながら、金澤山稱名寺の塔頭寺院で、塔頭5院の第一位だったといいます。
新編武蔵風土記稿による光明院の縁起
(寺前村)稱名寺
塔頭
光明院
仁王門に向て左にあり、五院の第一臈なり、本尊地蔵春日の作なり。(新編武蔵風土記稿より)
光明院所蔵の文化財
- 称名寺塔頭光明院表門
称名寺塔頭光明院表門
光明院は、称名寺の塔頭のひとつで、「新編武蔵風土記稿」に「光明院、仁王門に向って左にあり、五院の第一臈なり、本尊地蔵春日の作なり」とあり、江戸時代後期には、五つの塔頭の一位を占めていました。
この表門は、小規模な四脚門ですが、和様を基調に禅宗様を加味した意匠となっています。また、市外から近年移築された三渓園の建造物などを別にすれば、造営年代が判明する市内の建造物のなかで最も古く、極めて貴重です。(横浜市教育委員会掲示より)
光明院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵国風土記稿