大曽根八幡神社|大曽根に鎮座していた3社を合祀
大曽根八幡神社の概要
大曽根八幡神社は、横浜市港北区大曽根台にある神社です。大曽根八幡神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には大曽根に八幡社、天満宮、六所明神社の3社があったといいます。明治6年村社に列格、昭和32年に天満宮・六所神社を合併したといいます。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 誉田別尊 |
相殿 | 大国魂命、菅原道真命 |
境内社 | - |
住所 | 横浜市港北区大曽根台9-1 |
祭日 | 9月14日 |
備考 | - |
大曽根八幡神社の由緒
大曽根八幡神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には大曽根に八幡社、天満宮、六所明神社の3社があったといいます。明治6年村社に列格、昭和32年に天満宮・六所神社を合併したといいます。
新編武蔵風土記稿による大曽根八幡神社の由緒
(大曾根村)
八幡社
字榎戸にあり、木の鳥居を建石階總て四十五級を設九社九尺に一丈神體一尺許、尋常の設と異り兩部のかたちをなしぬれば、神像相混じたる像なり其作を詳にせず、例祭八月三日隔年にあり村内長光寺の持。
末社稲荷社。本社に向て左の方にあり小祠。
天満宮
字中谷にあり、わづかなる祠なり、内に安ずる神體は束帶にて長四寸ばかり、社前に木の鳥居をたてり、祭禮は豊年の時のみ行へりと云、村内長光寺持。
六所明神社
字根崎耕地にあり、社九尺に一丈三尺南に向うふ、神體は立像にて長八寸許毘沙門の如き姿なり、例祭八月三日八幡と隔年に祭る是も長光寺持。(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による大曽根八幡神社の由緒
大曽根台には古くから部落氏神三社の鎮守社が存在していたが、昭和三十二年、無格社天満社、無格社六所神社を村社八幡神社に合併し、社殿を造営、境内を整備した。各神社共、夫々明治六年十二月村社、無格社に列格した。更に各社の由緒と古き姿に関しては新編武蔵風土記稿に詳らかに記録する所で、この土地古くより「水旱共に憂あり」と云われたが、現在では八幡神社の丘を中心として殆んどが住宅地である。(神奈川県神社誌より)
大曽根八幡神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿