大豆戸山正覚院。横浜七福神の大黒天
正覚院の概要
曹洞宗寺院の正覚院は、大豆戸山と号します。正覚院は、東林寺第2世暁堂元龍禪師(文禄元年1592年寂)が開山、廣屋祖澤和尚が元祿10年(1697)に中興したといいます。横浜七福神の大黒天です。
山号 | 大豆戸山 |
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院号 | 正覚院 |
寺号 | - |
住所 | 横浜市港北区大豆戸町1160 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
正覚院の縁起
正覚院は、東林寺第2世暁堂元龍禪師(文禄元年1592年寂)が開山、廣屋祖澤和尚が元祿10年(1697)に中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による正覚院の縁起
(大豆戸村)正覚院
村の西南へうよりてあり、豆戸山と號す禅宗曹洞派にて、隣村篠原の内東林寺の末なり、開山は暁堂と云文禄元年五月十二日寂す、客殿五間半に四間半、本尊正観音を安置す。(新編武蔵風土記稿より)
「横浜市史稿」による正覚院の縁起
(大豆戸村)正覺院
位置
正覺院は、豆戸山と號し、神奈川區大豆戸町千百六十番地に在る。境内は二百五十六坪。官有地。區内篠原町東林寺末で、寺格は三等法地五十四級である。
沿革
文祿元年、東林寺第二世曉堂元龍禪師の開創した所で、元は一草庵であつたが、百有餘年を經て、元祿十年、時の住僧廣屋祖澤和尙、之を中興して法地に進めた。故に祖澤和尙を當寺中興開山と仰ぐ。爾來法統相續二十九世を累ねて、今日に至つた。
本尊
本尊は十一面觀世音菩薩木坐像、長二尺五寸、作は不詳である。
堂宇
今の堂宇は、本堂 桁行五間半、梁間四間半、茅葺。及び庫裡 桁行六間、梁間四間半、茅葺。である。(「横浜市史稿」より)
正覚院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「横浜市史稿」