薬王山塩谷寺。准秩父三十四観音霊場、多摩七薬師霊場、稲毛七薬師
塩谷寺の概要
天台宗寺院の塩谷寺は、薬王山光明院と号します。塩谷寺は、慈覚大師が開山となり創建したといいます。准秩父三十四観音霊場28番・29番、多摩七薬師霊場1番、稲毛七薬師1番です。
山号 | 薬王山 |
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院号 | 光明院 |
寺号 | 塩谷寺 |
住所 | 横浜市港北区高田西4-34-35 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
塩谷寺の縁起
塩谷寺は、慈覚大師が開山となり創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による塩谷寺の縁起
(高田村)鹽谷寺
境内一段一畝、御朱印地の内、村の西にあり、天台宗、橘樹郡駒林村金蔵院末、薬王山と稱し、光明院と號す、客殿八間に六間南向なり、本尊馬頭観音長二尺許、古物なれども其作を傳へず、開山は慈覚大師なりと云、起立の年歴を失せり、本堂元は西の方今の二王門の前にありしを、後ここに移せりとぞ、慶安二年始て高五石四斗餘の寺領を賜はれり。
二王門。石像の二王長各二尺許、門内に高さ三間餘の石階あり。
薬師堂。二間四方南向なり、客殿の西の方丘上にあり、薬師は長一尺餘の坐像也。
白山社。同く丘上にあり、境内の鎮守なり。(新編武蔵風土記稿より)
塩谷寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 観音霊場 | 観音、お開帳、巡礼、札所
参考資料
- 新編武蔵風土記稿