光照山萬蔵寺。武相寅歳薬師如来霊場
萬蔵寺の概要
高野山真言宗寺院の萬蔵寺は、光照山と号します。萬蔵寺の創建年代等は不詳ながら、文禄元年(1593)から住職をつとめていた法蔵法印が中興したといいます。武相寅歳薬師如来霊場4番です。
山号 | 光照山 |
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院号 | - |
寺号 | 萬蔵寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 横浜市緑区上山2-15-2 |
宗派 | 高野山真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
萬蔵寺の縁起
萬蔵寺の創建年代等は不詳ながら、文禄元年(1593)から住職をつとめていた法蔵法印が中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による萬蔵寺の縁起
(猿山村)萬蔵寺
除地、二段三畝、村の西にあり、古義真言宗にてこれも本寺前(橘樹郡鳥山村三會寺末)にをなじ光照山と號す、開山詳かならず、過去帳に中興法蔵法印、文禄元年より住職と載たれば、それよりさきに開けし事しるべし、本尊彌陀坐像長七寸許、客殿三間四方東に向ふ。
地蔵堂。境内入口の左にあり、此堂古へは村の東にありしを、近き頃この地へ移せしといふ、既にも元の地は今も除地にして六畝十四歩あり、堂は二間に三間半、東向なり、本尊坐像にて四尺、その餘一尺二寸の像及び六寸ばかりの像百體を安せしが、今は客殿にうつせり。(新編武蔵風土記稿より)
萬蔵寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿