小雀五霊社|五穀豊穣と子孫繁栄を願って明徳年間創建
小雀五霊社の概要
小雀五霊社は、横浜市戸塚区にある五霊社です。小雀五霊社は、金竜山燈明寺を開山した円仲省鏡が、五穀豊穣と子孫繁栄を願って明徳年間(1390-1393)に創建、小雀村の鎮守社だったといいます。
社号 | 五霊社 |
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祭神 | 天照大神、天忍穂耳尊、天津彦火瓊瓊杵尊、彦火火出見尊、 鸕鷀葺不合尊 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 横浜市戸塚区小雀町1193 |
祭日 | 例大祭9月17日 |
備考 | - |
五霊社の由緒
小雀五霊社は、金竜山燈明寺を開山した円仲省鏡が、五穀豊穣と子孫繁栄を願って明徳年間(1390-1393)に創建、小雀村の鎮守社だったといいます。
新編相模国風土記稿による五霊社の由緒
(小雀村)
御靈社
村の鎮守とす、例祭九月十七日、村持下同、
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神明宮
八幡宮
御嶽社
熊野社
白山社
子神社
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第六天社
隣村關谷と組合の持なり、(新編相模国風土記稿より)
神奈川県神社誌による五霊社の由緒
明徳年間に当地の金竜山燈明寺の開山・円仲省鏡が「一村の五穀豊熟と氏子息災延命」の願意を以て創建した。明治六年十一月氏子の総意により伊勢大廟の神霊を祀るお伊勢山に社殿を移し、同二十一年改築を加えたが大正十二年の大震災に倒壊した。翌年再建、更に昭和四十四年に至り鉄筋コンクリートにて現在の新社殿が造営された。
燈明寺の正面丘陵上の本社の旧社地は今でも「元五霊」と呼ばれる。(神奈川県神社誌より)
「戸塚区郷土史」による五霊社の由緒
五霊社(小雀町一一九三番地)
祭神は天照大神・ににぎの命・うがやふきあえずの命・ほか二柱の神を祀っているが由緒乃至創建年代については、詳らかでない。(「戸塚区郷土史」より)
小雀五霊社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿