末吉神社|上末吉村に鎮座していた三社を昭和32年に合併
末吉神社の概要
末吉神社は、横浜市鶴見区上末吉にある神社です。末吉神社は、上末吉村に鎮座していた三島神社、梶山神社(神明社)、八幡社を昭和32年に合併、当地へ移転したといいます。
社号 | 末吉神社 |
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祭神 | 天照大神、大山祇命、誉田別命、日本武命 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷社 |
住所 | 横浜市鶴見区上末吉4-14-14 |
祭日 | 8月9日 |
備考 | - |
末吉神社の由緒
末吉神社は、上末吉村に鎮座していた三島神社、梶山神社(神明社)、八幡社を昭和32年に合併、当地へ移転したといいます。
新編武蔵風土記稿による末吉神社の由緒
(上末吉村)
神明社
字梶山谷にあり、山上の眺望宜し、宮作にて一間半に二間の上屋を設前に鳥居を立、例祭六月二十三日村内八幡と隔年に祭る村民持。
三島社
字根畑にあり、山の半腹に社を立て石階十九級を設く、社の邊すべて竹木生茂り山の下には又大松二株立り側に鳥居を建、例祭九月二十九日杉山明神と隔年に祭る。村内圓明寺持。
末社。稲荷社、本社二向ひて右の方にあり。天神社、同じ邊にあり。三峯社、天神の向にあり。
八幡社
是も小名根畑にあり村の鎮守とす、例祭二月二十三日神明と隔年に祭る、村内圓明寺持。
杉山社
字石田町にあり、宮作の社にて上屋あり前に石の鳥居を立、例祭九月十九日三島社と隔年に祭る村内寶塔寺持。(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による末吉神社の由緒
当社はもと上末吉、下末吉両村の氏神であったが、現在上末吉町のみの鎮守となり諸施設を完備した。明治六年十二月村社に列格。もと村社三島神社へ昭和三十二年四月無格社梶山神社及び八幡神社を合併、社名を末吉神社と改称し、境内地を上末吉町九一八番地より一一〇九番地に移転した。神社諸施設工作物よりするも、各種記録口碑より考慮するも極めて由緒深い神社である。(神奈川県神社誌より)
末吉神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿