大山祇神社|里人を害していた大蛇を里正が山神として奉祀
大山祇神社の概要
大山祇神社は、横浜市鶴見区菅沢町にある神社です。大山祇神社の創建年代は不詳ながら、里人を害す大蛇を里正が山神として奉祀することを約して退散させ、山神社として創建したといいます。明治6年村社に列格しました。
社号 | 大山祇神社 |
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祭神 | 大山祇命 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷社、菅原社 |
住所 | 横浜市鶴見区菅沢町13-10 |
祭日 | - |
備考 | 旧村社 |
大山祇神社の由緒
大山祇神社の創建年代は不詳ながら、里人を害す大蛇を里正が山神として奉祀することを約して退散させ、山神社として創建したといいます。明治6年村社に列格しました。
新編武蔵風土記稿による大山祇神社の由緒
(菅澤村)山王社
社地は境内に續けり、社大さ二間に一間半巽に向ふ、前に石鳥居を立、里人の説に昔此所大なる蛇の出で村民を悩せしことあり、其時里正蛇に向て速に形を隠さば山神と崇め祭るべしと誓を立り、彼蛇立さりぬ、夫よりして其所に小祠をたてりといふ。
天神稲荷相社
境内に入て左にあり、二間に一間の社なり。(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による大山祇神社の由緒
大山祇神社
創建年代不詳であるが古くは山神社と称し、別当は同村天台宗宝泉寺であった。新編武蔵風土記によれば、此地に里人を害す大蛇を里正が年来の暴逆を諭し、山神として奉祀することを約して退散せしむとあり、里正は当所の旧家関口家の祖であるが、その頃、四国大山祇神社より勧請したものであろう。明治六年村社に、大正十一年十一月神饌幣帛料供進社となる。昭和十年本殿、拝殿を造営、戦災により焼失、同三十年復興せられた。(神奈川県神社誌より)
大山祇神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿