城見山以津院。横浜市都筑区池辺町にある曹洞宗寺院
以津院の概要
曹洞宗寺院の以津院は、城見山福厳寺と号します。以津院は、小机城主笠原家の一族福聚院以津宗喜居士(天文11年1542没)が開基となり、創建したといいます。
山号 | 城見山 |
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院号 | 以津院 |
寺号 | 福厳寺 |
本尊 | 釈迦牟尼佛像 |
住所 | 横浜市都筑区池辺町3122 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
以津院の縁起
以津院は、小机城主笠原家の一族福聚院以津宗喜居士(天文11年1542没)が開基となり、創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による以津院の縁起
(池邊村)以津院
除地、段別詳ならず、村の東よりにあり、禅宗曹洞派、橘樹郡小机村雲松院末、城見山福厳寺と號す、前に石階二間許を登りて樓門をたつ、内に大鐘を掛く、享和元年の銘文を刻す、客殿七間半に五間南向なり、本尊釋迦木の坐像にて長二尺あまり、腹籠の恵心作の作れる釋迦の坐像長五寸なるを秘め置しと云り、開山の法諡ならびに寂年の傳を失へり、開基は福聚院以津宗喜居士、天文十一年三月五日没せり、これ小机の城主笠原某が一族たりといへど、其姓名を記さず。
太子堂。門を入て左りにあり、三間に二間、太子は長一尺許の立像なり。
白山社。
太子堂に並てたつ。(新編武蔵風土記稿より)
以津院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿