川向山長昌院。武南十二薬師如来霊場
長昌院の概要
曹洞宗寺院の長昌院は、川向山薬王寺と号します。長昌院は、当村の河野勘解由が小庵を寛永15年(1638)に草創、小机雲松院五世宗鑑を請じて正保2年(1645)に開山したといいます。武南十二薬師如来霊場6番です。
山号 | 川向山 |
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院号 | 長昌院 |
寺号 | 薬王寺 |
本尊 | 薬師如来像 |
住所 | 横浜市都筑区川向町151 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長昌院の縁起
長昌院は、当村の河野勘解由が小庵を寛永15年(1638)に草創、小机雲松院五世宗鑑を請じて正保2年(1645)に開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による長昌院の縁起
(川向村)長昌院
境内年貢地、七畝二十八歩、村の西にあり、禅宗曹洞派、小机村雲松院の末、川向山と號し、薬王寺と稱す、客殿五間半に四間南向、本尊薬師坐像にて長八寸餘、作しれず、當寺の起りを尋るに、寛永十五年此村の住人河野勘解由と云もの、小庵を設け置しを、或時今の地へ移して一寺とす、其後正保二年金輔と云僧住せしが、同じ年橘樹郡小机村雲松院五代の僧、宗鑑を請待して開山とす。
観音堂。客殿に向て左りにあり、堂は二間に三間、東向なり、聖観音の立像長一尺七寸餘なり。(新編武蔵風土記稿より)
長昌院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿