等覚院。足柄上郡大井町にある東寺真言宗寺院
等覚院の概要
東寺真言宗寺院の等覚院は、稲荷山明王寺と号します。等覚院の創建年代等は不詳ながら、賢誉(天文20年1551年寂)が中興開山したといいます。
山号 | 稲荷山 |
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院号 | 等覚院 |
寺号 | 明王寺 |
住所 | 足柄上郡大井町上大井593 |
宗派 | 東寺真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
等覚院の縁起
等覚院の創建年代等は不詳ながら、賢誉(天文20年1551年寂)が中興開山したといいます。
「大井町史通史編」による等覚院の縁起
稲荷山明王寺等覚院
古義真言宗の寺院で金子村最明寺の末寺である。創建年代についてはわからないが、中興は賢誉(天文二十年没)である。弘法作と伝えられる不動像(高一尺二寸)を本尊とし、その脇侍の二童子像(高六寸三分)、弘法像(高一尺二寸四分) を安置していた。等覚院の敷地内には弁天・稲荷・疱瘡神の合杜があった。村内にある神明社は等覚院持ちである。(「大井町史通史編」より)
新編相模国風土記稿による等覚院の縁起
(上大井村)
等覺院
稲荷山明王寺と號す、古義眞言宗、(金子村最明寺末、)中興開山賢譽、(天文廿年三月十六日寂、)不動(長一尺二寸、弘法作、下同、)を本尊とす、二童子(長各六寸二分、」)及び弘法の像(長一尺二寸四分)を置く、
△辨天稲荷疱瘡神合社(新編相模国風土記稿より)
等覚院の周辺図
参考資料
- 「大井町史」
- 新編相模国風土記稿