中荻野厳島神社。厚木市中荻野の神社
中荻野厳島神社の概要
中荻野厳島神社は、厚木市中荻野にある神社です。中荻野厳島神社は、牧野備前守成春の家臣曾雌常右エ門知義が元禄13年(1700)に創建、宝永3年(1706)に戒善寺三十九世日清が再建したといいます。明治13年中荻野弁天山から当地へ移転しています。
社号 | 厳島神社 |
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祭神 | 市杵島姫命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 例大祭4月11日 |
住所 | 厚木市中荻野813 |
備考 | - |
中荻野厳島神社の由緒
中荻野厳島神社は、牧野備前守成春の家臣曾雌常右エ門知義が元禄13年(1700)に創建、宝永3年(1706)に戒善寺三十九世日清が再建したといいます。明治13年中荻野弁天山から当地へ移転しています。
新編相模国風土記稿による中荻野厳島神社の由緒
(中荻野村)
辨天社
元禄十三年曾雌常右衛門知義(牧野備前守成春の家臣)勧請す社地に庵あり、守社の僧住す、戒善寺持下同、
鐘樓。鐘は享保七年鑄造ありしを文化三年再鑄す、辨天及聖眞子の神號を掘たり、(新編相模国風土記稿より)
神奈川県神社誌による中荻野厳島神社の由緒
宝永三年(一七〇六)戒善寺三十九世日清代願主難波市兵衛創立す。明治三年神仏混淆分離令発布により上地し、神職が支配するようになった。(神奈川県神社誌より)
「厚木市史史料」による中荻野厳島神社の由緒
巌島神社(中荻野字滝ヶ崎813)
「巌島神社、中荻野小平田。祭神市杵島姫命。創立、元禄十三年、牧野備前守成春の臣、曾雌常右エ門知義が創立したもので、初めは弁財天と称した。宝永三年十一月本村戒善寺日清なる者、再建して、同寺の寺社としていた。後慶応三年十月今の社号に改め、神官に換えた而してその地は、中荻野弁天山であったが、明治十三年八月十四日現今の地へ移転したのである。」と愛甲郡制誌に記されている。改号は明治三年が正確である。(「厚木市史史料」より)
中荻野厳島神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 神奈川県神社誌
- 「厚木市史史料」