瑞雲山寶安寺。宗献大光禅師開山
寶安寺の概要
臨済宗建長寺派寺院の寶安寺は、瑞雲山と号します。寶安寺は、玉隠英墺大和尚(勅謚宗献大光禅師)が開山、慶安2年(1649)には幕府より地蔵堂領3石5斗の御朱印状を受領したといいます。
山号 | 瑞雲山 |
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院号 | - |
寺号 | 寶安寺 |
本尊 | 釋迦牟尼仏像 |
住所 | 厚木市幸町10-19 |
宗派 | 臨済宗建長寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
寶安寺の縁起
寶安寺は、玉隠英墺大和尚(勅謚宗献大光禅師)が開山、慶安2年(1649)には幕府より地蔵堂領3石5斗の御朱印状を受領したといいます。
新編相模国風土記稿による寶安寺の縁起
(厚木村)寶安寺
瑞雲山と號す同末(臨済宗鎌倉建長寺末)本尊釋迦、開山玉隠英璵(永正五年八月朔日卒、勅謚宗献大光禅師、此僧は北條氏直の三男なりと云傳ふ、按ずるに、年代違へり、氏直は氏茂の誤にや、但家系に所見なし)、境内地蔵堂領三五斗の御朱印は慶安二年十月賜へり、地蔵運慶作は秘仏にて前立の像を安ず(堂は焼失して今假に本堂に安ず、)
鎮守社 辨天大黒多門天合社(新編相模国風土記稿より)
厚木市史史料による寶安寺の縁起
瑞雲山宝安寺(幸町10-19)
「宝安寺縁起」当寺ハ文明元己丑年四月十五日、本寺建長寺百六十四世玉隠英墺大和尚応請入寺開堂則創建開山ナリ(由緒書上抜萃)当寺開山宗献大光禅師玉隠英墺大和尚ハ建長寺百六十四世禅与器庵和尚ノ法嗣ニシテ大永四年八月一日寂(「厚木市史史料」より)
寶安寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「厚木市史史料」