白玉山荘厳寺。白旗神社のもと別当寺
荘厳寺の概要
高野山真言宗寺院の荘厳寺は、白玉山般若院と号します。荘厳寺は、元暦元年(1184)に覺憲が創建、道教律師が藤沢の中央に開山したといいます。その後火災により、別当を勤めていた白旗神社の下へ移転して再建、明治維新後の神仏分離令により明治8年当地へ移転再建したといいます。
山号 | 白玉山 |
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院号 | 般若院 |
寺号 | 荘厳寺 |
住所 | 藤沢市本町4-6-12 |
宗派 | 高野山真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
荘厳寺の縁起
荘厳寺は、元暦元年(1184)に覺憲が創建、道教律師が藤沢の中央に開山したといいます。その後火災により、別当を勤めていた白旗神社の下へ移転して再建、明治維新後の神仏分離令により明治8年当地へ移転再建したといいます。
「藤沢郷土誌」による荘厳寺の縁起
白玉山荘嚴寺
藤澤町藤澤(東仲の町)千三百六十一番地に在る。本尊は不動明王にして、開基は僧覺憲たり。元暦元年(今より七百四十五年前)藤澤驛の中央に建立す。白旗神社の別當たり。火災の厄に遭ふ。近享四年八月住職僧明代の時白旗神社の下に移し、一宇を建立す。王政維新に祭祀、住職原王照別當を去り、明治八年檀徒宗地に再建す。明治十二年十一月十六日堂宇、庫裡、太子堂共に焼失し、檀徒また再建をなす。大正十二年大震災に全潰す。昭和三年再建に着手して同四年落成す。
附記 伊勢山に在る時報の洪鐘は本寺の所有にして最古のものたり、町に貸與しある。(「藤沢郷土誌」より)
新編相模国風土記稿による荘厳寺の縁起
(高座郡坂戸町)
荘厳寺
白王山般若院號す(大鋸町感應院末、)本尊不動(運慶作、長一尺八寸、)を置く、(新編相模国風土記稿より)
荘厳寺の周辺図
参考資料
- 「藤沢郷土誌」
- 新編相模国風土記稿