正伝庵。円覚寺の塔頭寺院
正伝庵の概要
臨済宗円覚寺派寺院の正伝庵は、円覚寺境内にある円覚寺の塔頭寺院です。円覚寺二十四世明巌正因大達禅師の塔所として、貞和4年(1348)萬寿寺(廃寺)内に創建、文和3年(1354)円覚寺に移転したといいます。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 正伝庵 |
本尊 | 宝冠釈迦如来坐像 |
住所 | 鎌倉市山ノ内439 |
宗派 | 臨済宗円覚寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 一般参観不可 |
正伝庵の縁起
正伝庵は、円覚寺二十四世明巌正因大達禅師の塔所として、貞和4年(1348)萬寿寺(廃寺)内に創建、文和3年(1354)円覚寺に移転したといいます。
新編相模国風土記稿による正伝庵の縁起
正傳庵
今は無住にして佛日庵の持なり。貞和4年3月開祖明厳萬寿寺(所在詳ならず十刹の内と云)中に創建す。右文書曰萬寿寺前塔頭、正傳庵地事、不可有相違之状如件、貞和4年3月8日、明岩和尚、左兵衛督判。文和3年此地に移すと云。鎌倉萬寿寺塔頭、正傳庵事、可被引移円覚寺之由承候。不可有子細之状如件、文和3年9月8日、明岩和尚、左中将判。(新編相模国風土記稿円覚寺項より)
正伝庵所蔵の文化財
- 宝冠釈迦如来坐像
- 木造明巌正因坐像
正伝庵の周辺図