天照山蓮乗院。光明寺の塔頭、鎌倉三十三観音霊場
蓮乗院の概要
浄土宗寺院の蓮乗院は、光明寺の塔頭寺院です。蓮乗院の創建年代等は不詳ながら、光明寺が建立される前は蓮乗寺と号す密宗寺院だったといいます。光明寺が佐助ヶ谷から当地へ移される間、光明寺開山の然阿良忠記主禅師は当時に寄留していたことから、光明寺の歴代住職は当時に入院してから光明寺に入る習わしとなったといいます。鎌倉三十三観音霊場第18番です。
山号 | 天照山 |
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院号 | 蓮乗院 |
寺号 | - |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 鎌倉市材木座6-12-8 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
蓮乗院の縁起
蓮乗院の創建年代等は不詳ながら、光明寺が建立される前は蓮乗寺と号す密宗寺院だったといいます。光明寺が佐助ヶ谷から当地へ移される間、光明寺開山の然阿良忠記主禅師は当時に寄留していたことから、光明寺の歴代住職は当時に入院してから光明寺に入る習わしとなったといいます。
新編相模国風土記稿による蓮乗院の縁起
(材木座村)光明寺
塔頭蓮乗院
總門を入て右にあり、當院は本坊草創已前密刹にて蓮乗寺と號せり、開山良忠此寺に居て光明寺を建立す故に今に住持入院の時は先此院に入て後方丈に入る古例なりと云ふ、本尊は彌陀の雕像にて肚裏に紙片あり貞治二年三月十五日修復之の十二字を記す、是運慶が作にて千葉介常胤が守護佛なりと傳ふ、(新編相模国風土記稿より)
蓮乗院の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿