小杉神社。旧小杉村の鎮守3社を合祀
小杉神社の概要
小杉神社は、川崎市中原区小杉御殿町にある神社です。小杉神社の創建年代は不詳ですが、江戸時代小杉村と呼ばれていた当地周辺には杉山社、神明社、及び神明社の相殿に総社権現の三社があり、三社とも小杉村の鎮守となっていたといいます。総社権現は多摩川の決壊に伴い神明社に合祀していたといいます。昭和26年(1951)三社を合祀、小杉神社と改称したといいます。
社号 | 小杉神社 |
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祭神 | 天照皇大神 |
相殿 | - |
境内社 | 小杉天満宮 |
祭日 | - |
住所 | 川崎市中原区小杉御殿町1-1010 |
備考 | 旧小杉村の鎮守 |
小杉神社の由緒
小杉神社の創建年代は不詳ですが、江戸時代小杉村と呼ばれていた当地周辺には杉山社、神明社、及び神明社の相殿に総社権現の三社があり、三社とも小杉村の鎮守となっていたといいます。総社権現は多摩川の決壊に伴い神明社に合祀していたといいます。昭和26年(1951)三社を合祀、小杉神社と改称したといいます。
新編武蔵風土記稿による小杉神社の由緒
杉山社
西明寺の境内つづきにあり。村内鎮守三社の一なり。いつの頃の勧請なりやその年月を傳へず。例祭は9月29日隔年に行へり。村内西明寺の門徒正覚院の持なりしが、廃院の後本寺の持となれり。
神明社
小名山谷にあり。神明の例祭隔年9月29日、村民の持。相殿総社権現、神体は木の立像長1尺5寸束帯の状なり。この社は正徳の頃迄は村のはづれ多摩川の傍にありて、則村内成就院の持なりしが、多摩川の岸缺崩れ其地を失ひたれば、神明の社に合せ祭れりと。この二社に前の一社を合せて村内三社の鎮守とよべり。元徳3年の断碑一枚社地にありここに傳るゆへんをしらす。(新編武蔵風土記稿より)
神奈川県神社誌による小杉神社の由緒
創建の由来は不詳。古くから当地の鎮守として村民の信仰がある。(神奈川県神社誌より)
小杉神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 神奈川県神社誌