堰稲荷神社。川崎市多摩区堰の神社

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堰稲荷神社。慶長年間山城国伏見稲荷大社を勧請して創建

堰稲荷神社の概要

堰稲荷神社は、川崎市多摩区堰にある神社です。堰稲荷神社は、慶長年間(1596-1615)に山城国伏見稲荷大社を勧請して創建したと伝えられ、安産に霊験があったといいます。

堰稲荷神社
堰稲荷神社の概要
社号 稲荷神社
祭神 倉稲魂命
相殿 -
境内社 -
祭日 10月8日
住所 川崎市多摩区堰2-5-20
備考 -



堰稲荷神社の由緒

堰稲荷神社は、慶長年間(1596-1615)に山城国伏見稲荷大社を勧請して創建したと伝えられ、安産に霊験があったといいます。

新編武蔵風土記稿による堰稲荷神社の由緒

(堰村)
稲荷神明合社
村の中央にあり。本社五尺に六尺拝殿三間に二間、共に南に向ふ、當村の鎮守にして例祭毎年二月初午九月八日に神楽を奏す、勧請の年代を傳へず、稲荷の神體は右の手に寳珠を持左の手に劔を握り白狐に腰うちかけし木像にて長六寸許の女體なり、安産守護の神にして昔より今に至るまで村内に難産の者をきかず、他村の者といへどもかりに當社を産神とするときは又難産の患なしと云、神明の神體は長七寸許の立像なり、龍厳寺の持。(新編武蔵風土記稿より)

神奈川県神社誌による堰稲荷神社の由緒

勧請の年月は詳かでないが、口碑によれば慶長年間山城国伏見稲荷大社より勧請したという。(神奈川県神社誌より)

境内掲示による堰稲荷神社の由緒

当社は新編武蔵風土記によれば、女体なり安産守護の神にして、昔より今日に至るまで村内難産の者きかず、他村の者と言へど当社産神とする時は又難産の者なしと言ふと記せり。(境内掲示より)


堰稲荷神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 神奈川県神社誌