常安寺。小嶋佐渡守開基、寺領6石の御朱印状
常安寺の概要
日蓮宗寺院の常安寺は、妙香山と号します。常安寺は、小嶋佐渡守(光照院常安、永正11年1514年卒)が開基となり、その室慧性院妙香日芳(永正16年1519年卒)が、日鏡(永正13年1516年寂)を開山に迎えて創建、慶長2年(1597)には徳川家康より番神堂領として寺領6石の御朱印状を受領したといいます。
山号 | 妙香山 |
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院号 | - |
寺号 | 常安寺 |
住所 | 川崎市麻生区上麻生7-42-1 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
常安寺の縁起
常安寺は、小嶋佐渡守(光照院常安、永正11年1514年卒)が開基となり、その室慧性院妙香日芳(永正16年1519年卒)が、日鏡(永正13年1516年寂)を開山に迎えて創建、慶長2年(1597)には徳川家康より番神堂領として寺領6石の御朱印状を受領したといいます。
新編武蔵風土記稿による常安寺の縁起
(上麻生村)常安寺
境内御朱印地の内、村の東よりにあり、日蓮宗、相州鎌倉郡比企谷妙本寺末、妙香山と號す、開山日鏡永正十三年七月寂す、其後天文十三年二月再建ありと云、開基光照院常安、俗名は小嶋佐渡守と云、永正十一年九月二十一日卒す、客殿六間に七間巽向なり、本尊三寶を安す、常安の室慧性院妙香日芳は、永正十六年十一月十三日卒す、かれが先祖の位牌は相州矢口清瀧寺にあるよし云傳へり、慶長二年番神堂領六石の御朱印を賜はれり、境内に古碑一基あり、文明十六年妙祐禅尼とゑり付たり。(新編武蔵風土記稿より)
常安寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿