西光寺。修廣寺2世孤岩伊俊開山
西光寺の概要
曹洞宗寺院の西光寺は、雲長山と号します。西光寺は、西庵雲長(文明元年1469年寂)が開基となり、修廣寺2世孤岩伊俊が開山したといいます。
山号 | 雲長山 |
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院号 | - |
寺号 | 西光寺 |
住所 | 川崎市麻生区黒川70 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
西光寺の縁起
西光寺は、西庵雲長(文明元年1469年寂)が開基となり、修廣寺2世孤岩伊俊が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による西光寺の縁起
(黒川村)西光寺
除地、村の中央にあり、禅宗曹洞派、片平村修廣寺の末山なり、雲長山と號す、開山孤岩伊俊、嘉吉三年十月十日寂す、開基は西庵雲長と云人なり、文明元年五月二十日寂す、石階九十八級を登りて客殿を建、九間に六間半巽向なり、本尊は釋迦の像なり、村民の持傳へし古き水帳によれば、観音免と記してあり、其頃の本尊観音なりしが、いつの頃にか、釋迦の坐像八寸ばかりなるを置、運慶の作なりと云、又今僧坊とて、石薬師を安せし庵を此邊に立置しを、後廢してかの薬師は當寺の客殿に安置す、長一尺許の坐像なり。(新編武蔵風土記稿より)
西光寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿