一行寺。良忠寺第十八代顕譽円超上人が開山
一行寺の概要
浄土宗寺院の一行寺は、専修山念佛院と号します。一行寺は、良忠寺第十八代顕譽円超上人が開山となり、寛永8(1631)年に創建したといいます。
山号 | 専修山 |
---|---|
院号 | 念佛院 |
寺号 | 一行寺 |
本尊 | 阿弥陀如来立像 |
住所 | 川崎市川崎区本町1-1-5 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
一行寺の縁起
一行寺は、良忠寺第十八代顕譽円超上人が開山となり、寛永8(1631)年に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による一行寺の縁起
(川崎宿新宿町)一行寺
北側にあり。往還より一町許奥の方にあり。専修山念佛院と号す。浄土宗にて京都知恩院の末寺なり。開山僧顕誉万治元年二月廿六日寂せり。客殿五間四方南向なり。本尊弥陀木の立像にて長二尺五寸許、慈覚大師の作なりとも行基菩薩の作なりともいへり。
閻魔堂。門を入って左にあり。九尺に二間閻魔は木の坐像にて長二尺許。(新編武蔵風土記稿より)
川崎市史による一行寺の縁起
一行寺は新宿にある浄土宗の寺院であるが閤魔様で有名な寺であった。境内の閻魔堂がかつてあり、一月十六日と七月十六日が縁日で、その日寺の入日から東海道の旧道の並びに店が何軒もたった。境内では地獄絵の説明が行われた。(川崎市史より)
一行寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿