壽永寺。川崎市川崎区にある天台宗寺院
壽永寺の概要
天台宗寺院の壽永寺は、東海山不動院と号します。壽永寺の創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記稿によると、真言宗寺院で松原山と号し、開山不詳ながら、歴代住職も古くは読み取れなくなっているといい、創建は古く遡ると考えられています。
山号 | 東海山 |
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院号 | 不動院 |
寺号 | 壽永寺 |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 川崎市川崎区観音2-1-7 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
壽永寺の縁起
壽永寺の創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記稿によると、真言宗寺院で松原山と号し、開山不詳ながら、歴代住職も古くは読み取れなくなっているといい、創建は古く遡ると考えられています。
新編武蔵風土記稿による壽永寺の縁起
(大師河原村)壽栄寺
村の南にあり、新義真言宗松原山と号す。本尊不動立像にして長二尺余、行基菩薩の作と云傳ふ、脇に二童子を置り同作なり。村民みな不動堂とのみ呼り。平屋作ちにして六間に三間半、開山を傳へず。古き所は世代も見えず、今記すところ通央瓣融法印貞享三年(1686)十二月十五日寂すとあり。(新編武蔵風土記稿より)
川崎市史による壽永寺の縁起
寿栄寺はもと不動堂といわれ無住であり、遠藤野の人達によって維持されていたが、現在は明長寺の末として住職が住している。毎月二十七日が縁日で十二月には火祭りを行う。(川崎市史より)
壽永寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿