大乗院。松平土佐守の女泡影院観窓幻夢大姉開基、准秩父三十四札所観音霊場
大乗院の概要
曹洞宗寺院の大乗院は、今井山と号します。大乗院は、末吉寶泉寺第五世盧州呑匡(寛永20年1643年寂)が開山、松平土佐守の女泡影院観窓幻夢大姉(延宝8年1680年寂)が開基となり、創建したといいます。准秩父三十四札所観音霊場9番です。
山号 | 今井山 |
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院号 | 大乗院 |
寺号 | - |
本尊 | - |
住所 | 川崎市中原区今井南町2-1 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大乗院の縁起
大乗院は、末吉寶泉寺第五世盧州呑匡(寛永20年1643年寂)が開山、松平土佐守の女泡影院観窓幻夢大姉(延宝8年1680年寂)が開基となり、創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による大乗院の縁起
(今井南町村)大乗院
村の中央にあり。曹洞宗末吉村寶泉寺末。今井山と号す。開山は本山第五世盧州呑匡寛永20年9月13日寂せり。開基は松平土佐守の女泡影院観窓幻夢大姉なり。故ありて此一寺を建立せり。この人は延宝8年6月28日卒す。本尊正観音長1尺1寸木の坐像なり。恵心僧都の作なりといひ傳ふ。客殿は8間に5間にて西向なり。
稲荷社。客殿に向て左にあり。境内の鎮守也。(新編武蔵風土記稿より)
大乗院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿