宝蔵寺。川崎七福神の弁財天、玉川八十八ヶ所霊場
宝蔵寺の概要
真言宗智山派寺院の宝蔵寺は、大谷山和光院と号します。宝蔵寺は、原勘解由左衛門勝光(慶長11年1606年寂)が開基、法印賢祐(天文2年1533年寂)が開山となり、創建したといいます。玉川八十八ヶ所霊場28番、川崎七福神の弁財天となっています。
山号 | 大谷山 |
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院号 | 和光院 |
寺号 | 宝蔵寺 |
住所 | 川崎市中原区上小田中1-4-13 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
宝蔵寺の縁起
宝蔵寺は、原勘解由左衛門勝光(慶長11年1606年寂)が開基、法印賢祐(天文2年1533年寂)が開山となり、創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による宝蔵寺の縁起
(上小田中村)寶蔵寺
村の北の方にあり。堂は南向なり。新義真言宗にて是も西明寺の末、大谷山和光院と号す。開基は原勘解由左衛門勝光なり。此人は長寿にして慶長11年に死せり。享年は傳へざれど天文の頃より盛なりしとその家にしるせり。開山は法印賢祐といふ。天文2年5月18日寂せり。本尊地蔵は立像にて2尺ばかり。是勝光がをさめし所なり。外に地蔵の立像一体あり、長1尺ばかり、是は弘法大師の作なり。客殿7間に5間半なり。
閻魔堂。門を入て左の方2間四方の堂なり。閻魔は石の坐像1尺5寸ばかり是も石像なり。(新編武蔵風土記稿より)
宝蔵寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿