法性山圓融寺。池上本門寺9世日純上人開山
圓融寺の概要
日蓮宗寺院の圓融寺は、法性山と号します。圓融寺は、池上本門寺9世日純上人(天文5年1536年寂)が開山となり創建したといいます。
山号 | 法性山 |
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院号 | - |
寺号 | 圓融寺 |
住所 | 川崎市高津区子母口27 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
圓融寺の縁起
圓融寺は、池上本門寺9世日純上人(天文5年1536年寂)が開山となり創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による圓融寺の縁起
(子母口村)圓融寺
村の中央より未申の間字下の寺と云所にあり、法性山と號す、日蓮宗にて池上本門寺の末、開山は日純上人と云、天文五年三月二十一日寂す、本尊は釈迦坐像にて長一尺八寸ばかり作詳ならず、客殿七間に六間東向なり、古へ此寺は修験者にて正善坊といへり、前にのする蓮乗院の境内にある不動堂の不動は、此寺の修験たりし時のものなりといひ傳ふ、今も不動免と云田字朝日前の内にあり、此説うけがたし、開山上人は天文年中に卒せし人なりといへば、此寺修験たりしは夫よりまた前のことか、されど寛永の頃の舊記に修験正善坊とあれは、はるかに後のことなり、尤うたがふべし。
番神堂。門に入て右の方にあり、二間に二間半、番神の大さ長三寸ばかり立像なり、前に木の鳥居をたつ。(新編武蔵風土記稿より)
圓融寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿