命府山龍台寺。武相不動尊霊場
龍台寺の概要
天台宗寺院の龍台寺は、命府山理生院と号します。龍台寺の創建年代等は不詳ながら、かつては龍台院理生寺と称していたといい、慶安2年(1649年)以降に理生院龍台寺と改め、良瓣(延宝9年1681年寂)が中興したといいます。武相不動尊霊場5番です。
山号 | 命府山 |
---|---|
院号 | 理生院 |
寺号 | 龍台寺 |
住所 | 川崎市高津区久本2-12-23 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
龍台寺の縁起
龍台寺の創建年代等は不詳ながら、かつては龍台院理生寺と称していたといい、慶安2年(1649年)以降に理生院龍台寺と改め、良瓣(延宝9年1681年寂)が中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による龍台寺の縁起
(久本村)龍臺寺
村の南の方にあり、天台宗にて多磨郡深大寺村深大寺の門徒なり、命符山理生院と號す、開山詳ならず、中興開基を法印良瓣と云延宝九年正月十一日寂す初は龍臺院理生寺といひしを後改め唱ふといへど、いつの頃よりの事にや詳ならず、地頭長坂血鑓九郎より寄附する所の石燈籠あり、命符山理生寺別当龍臺院と記し、慶安二年極月十五日と刻せり、されば龍臺院を寺と唱へんことは慶安の後なること知るべし、客殿五間に五間半東向なり、本尊は地蔵の坐像長一尺許なるを安ず。
毘沙門堂。
客殿に向て左の方にあり、小堂なり毘沙門の像は伝教大師の作なりと云傳ふ。(新編武蔵風土記稿より)
龍台寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿