善養寺。川崎宿に創建、昭和25年当地に移転
善養寺の概要
浄土宗寺院の善養寺は、報恩山功徳院と号します。善養寺は、多誉(寛文5年1665年寂)が開山となり川崎宿に創建、昭和25年当地に移転したといいます。
山号 | 報恩山 |
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院号 | 功徳院 |
寺号 | 善養寺 |
住所 | 川崎市高津区下作延5-23-1 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
善養寺の縁起
善養寺は、多誉(寛文5年1665年寂)が開山となり川崎宿に創建、昭和25年当地に移転したといいます。
新編武蔵風土記稿による善養寺の縁起
(川崎宿砂子町)善養寺
是も同じ並びにて往還より二十四間程奥にあり。浄土宗宿内教安寺の末寺なり。報恩山功徳院と号す。開山多誉は寛文五年七月十八日寂せり。本堂四間四方西向なり。本尊弥陀木の坐像にて長二尺余、当寺にて五香散と云薬を製して世に弘む。これ夢想によりて製しはじめし所にして諸病に験ありといへり。
稲荷社。本堂に向て右にあり。(新編武蔵風土記稿より)
川崎市史による善養寺の縁起
善養寺は戦災に遭い、後の区画整理で高津区下作延の緑ヶ丘霊園内に新寺をたて昭和二十五年(一九五〇)に移転している。(川崎市史より)
善養寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿