千代三島神社。小田原市千代の神社

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千代三島神社。小田原市千代の神社

千代三島神社の概要

千代三島神社は、小田原市千代にある神社です。千代三島神社の創建年代等は不詳ながら、寛元2年(1244)に伊豆三島大社を勧請し奉斎したと伝えられます。江戸期には千代村の鎮守として祀られ、明治3年地内の八幡社(品陀別命)・太神宮(大日孁命)を合祀、村社に列格していました。

千代三島神社
千代三島神社の概要
社号 三島神社
祭神 事代主命
相殿 大日孁貴命、品陀別命
境内社 -
祭日 例大祭10月9日
住所 小田原市千代278
備考 -



千代三島神社の由緒

千代三島神社の創建年代等は不詳ながら、寛元2年(1244)に伊豆三島大社を勧請し奉斎したと伝えられます。江戸期には千代村の鎮守として祀られ、明治3年地内の八幡社(品陀別命)・太神宮(大日孁命)を合祀、村社に列格していました。

新編相模国風土記稿による千代三島神社の由緒

(千代村)
三島社
村の鎮守なり、例祭は重陽の日を用ゐる、豆州三島社を勧請すと云、曾我谷津村小澤明神神主尾崎雙持、
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八幡社
太神宮を合祀す、本立寺持、
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太神宮
躍宮と稱す、例祭六月十六日、大乘院持 (新編相模国風土記稿より)

神奈川県神社誌による千代三島神社の由緒

相模風土記に依れば創立の年月日は不詳であるが、豆州三島社を勧請するとある。明治三年十二月千代村名主の音次郎が民政役所の命に依って取調べ同所へ差出した届書に依ると、祭神事代主神は寛元二年(一二四四)十一月中伊豆の国三島神社を移し奉り申した、とある。古老のいう伝説も此に近い。大日孁命・品陀別命の二柱は明治三年六月旧足柄県で村社に決定の際本神社に合祀した。当社は明治六年七月三十日旧足柄県で村社と定められた。(「神奈川県神社誌」より)


千代三島神社の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿