光瑞山本立寺。小田原市千代にある日蓮宗寺院
本立寺の概要
日蓮宗寺院の本立寺は、光瑞山と号します。本立寺は、柳下妙善が当地に草庵として応永11年(1404)に創建、善種院日秀(文正元年1466年寂)を開山に迎えたといいます。5世日殿は酒匂法華寺、10世日政は国府津法秀寺、12世日養は小田原大乗寺を開山しています。
山号 | 光瑞山 |
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院号 | - |
寺号 | 本立寺 |
本尊 | 曼荼羅 |
住所 | 小田原市千代684 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
本立寺の縁起
本立寺は、柳下妙善が当地に草庵として応永11年(1404)に創建、善種院日秀(文正元年1466年寂)を開山に迎えたといいます。5世日殿は酒匂法華寺、10世日政は国府津法秀寺、12世日養は小田原大乗寺を開山しています。
「日蓮宗寺院大鑑」による本立寺の縁起
応永11(1404)年10月の創立。開山善種院日秀。柳下妙善が信州より当地へきて草庵を結び寺を建て、日秀を迎え開山とした。年代は不明であるが、法涌山妙泉寺、常在山本行寺、光瑞山本立寺と三度も寺号改称をした。4世日恒の代に三島本覚寺と両寺一寺の事との記録がある。5世日殿の代、酒匂法華寺を開闢、10世日政は国府津法秀寺、12世日養は小田原大乗寺を開いた。天明7年の寺院由緒によると、本尊は源氏百仏の釈迦一体、同御経一部は昔当所に蓮光寺あり、天文年中当山へ合し、かの寺の本尊であったという。また高4石4斗昔より除地にて寺中竹木御免、天照八幡宮拙者寺抱、火葬場ありという。(「日蓮宗寺院大鑑」より)
新編相模国風土記稿による本立寺の縁起
(千代村)
本立寺
光瑞山と號す、同宗、(身延久遠寺末、)開山日秀、(文正元年三月十三日卒、)本尊釋迦多寶以下諸尊を置、
△鐘樓。享保二十年の鑄鐘なり、(新編相模国風土記稿より)
本立寺の周辺図
参考資料
- 「日蓮宗寺院大鑑」
- 新編相模国風土記稿