堀之内若宮八幡宮。小田原市堀之内の神社

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堀之内若宮八幡宮。小田原市堀之内の神社

堀之内若宮八幡宮の概要

堀之内若宮八幡宮は、小田原市堀之内にある神社です。堀之内若宮八幡宮は、保延2年(1135年)に創建したと伝えられる八王子社(現飯田神社)と共に、飯田岡の若宮小路に創建したと伝えられます。文和年間(1352-1356)の洪水により流失し、当地に再建鎮座したとされ、江戸期には堀之内村の鎮守として祀られていました。なお、源頼朝が富士巻狩を催した際、曾我五郎時宗が当社(あるいは当地)に祈願したと伝承され、曾我五郎の起請石が残されています。

堀之内若宮八幡宮
堀之内若宮八幡宮の概要
社号 若宮八幡宮
祭神 応神天皇
相殿 -
境内社 山神社、天照大神、山王神社、水神
祭日 10月1日
住所 小田原市堀之内158
備考 -



堀之内若宮八幡宮の由緒

堀之内若宮八幡宮は、保延2年(1135年)に創建したと伝えられる八王子社(現飯田神社)と共に、飯田岡の若宮小路に創建したと伝えられます。文和年間(1352-1356)の洪水により流失し、当地に再建鎮座したとされ、江戸期には堀之内村の鎮守として祀られていました。なお、源頼朝が富士巻狩を催した際、曾我五郎時宗が当社(あるいは当地)に祈願したと伝承され、曾我五郎の起請石が残されています。

新編相模国風土記稿による堀之内若宮八幡宮の由緒

(堀ノ内村)
若宮八幡社
鎮守なり、當社古は飯田岡村若宮小路にありしが、文和中洪水に流失せしより、當村に遷座せし由、飯田岡村八王子社元禄五年の棟札に記す、村民持、下同、
△末社。神明、山王
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山神社
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水神社
光明寺持(新編相模国風土記稿より)

神奈川県神社誌による堀之内若宮八幡宮の由緒

縁起書に依れば、古老の伝えとして保延二年(一一三六)初めて此郷に垂迹したといわれ、其の後建久年間源頼朝が富士巻狩の折、曾我五郎時宗がここを通過、参詣祈願したと云われている。其後文和延文年間の兵乱に焼失し、天文文政の酒匂川大洪水の折り流失のため移転し此の地に鎮座したという。(「神奈川県神社誌」より)


堀之内若宮八幡宮の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿