上曽我須賀神社。小田原市上曽我の神社
上曽我須賀神社の概要
上曽我須賀神社は、小田原市上曽我にある神社です。上曽我須賀神社の創建年代等は不詳ながら、明応元年(1492)に開山した。瑞雲寺に隣接、「新編相模国風土記稿」には、瑞雲寺持の社として記載され、大六天社と称して上曽我村の鎮守として祀られていたといいます。明治維新後の神仏分離令により須賀神社と改称しています。また、境内のクスノキは、小田原市天然記念物に指定されています。
社号 | 須賀神社 |
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祭神 | 速須佐之男命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 大祭11月7日、小祭4月3日 |
住所 | 小田原市上曽我902 |
備考 | - |
上曽我須賀神社の由緒
上曽我須賀神社の創建年代等は不詳ながら、明応元年(1492)に開山した。瑞雲寺に隣接、「新編相模国風土記稿」には、瑞雲寺持の社として記載され、大六天社と称して上曽我村の鎮守として祀られていたといいます。明治維新後の神仏分離令により須賀神社と改称しています。
新編相模国風土記稿による上曽我須賀神社の由緒
(上曾我村)
大六天社
村の鎮守、石一顆を神躰とす、神楽堂あり、例祭六月八日、瑞雲寺持、
△末社 天神(新編相模国風土記稿より)
上曽我須賀神社所蔵の文化財
- 須賀神社のクスノキ(小田原市指定天然記念物)
須賀神社のクスノキ
クスノキは、元来九州の立花山以南の温暖な気候で多く自生する常緑高木で、6月頃淡黄色の小花を開き全体から芳香を発します。材質が堅く虫に強いため建築材や家具の材料そちて適していたことから、古代より栽培されるなどして本州の関東以西に分布の範囲を広げてきました。
須賀神社のクスノキは、社殿の左側に位置し、やや左に傾いて力強い樹形をしています。市内にはクスノキの巨木が多く存在し、市内最大ではありませんが、房総半島を北限とするオオバヤドリキが30箇所近くも着生している珍木です。
地元では寄生木として不思議なため、豊穣の御神木として大切にされています。(小田原市教育委員会掲示より)
上曽我須賀神社の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿