安養寺。小田原市千代にある浄土宗寺院

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安養寺。足柄三十三観音霊場

安養寺の概要

浄土宗寺院の安養寺は、産千代山延命院と号します。安養寺は、綽空律師(弘長2年1262年寂)が開山、当寺4世觀蓮社經譽吟公(応永21年1414年寂)が中興したといいます。足柄三十三観音霊場8番霊場です。

安養寺
安養寺の概要
山号 産千代山
院号 延命院
寺号 安養寺
本尊 阿弥陀如来像
住所 小田原市千代161
宗派 浄土宗
葬儀・墓地 -
備考 -



安養寺の縁起

安養寺は、綽空律師(弘長2年1262年寂)が永禄8年(1565年)真言宗寺院として開山、当寺4世觀蓮社經譽吟公(応永21年1414年寂)が寛文5年(1665)浄土宗寺院に改めて中興したといいます。

新編相模国風土記稿による安養寺の縁起

(千代村)
安養寺
千代山地蔵院と號す、浄土宗、(矢作村春光院末、)開山綽空律師、(弘長二年十一月二十八日卒、)中興吟公(當寺四世、觀蓮社經譽と稱す、應永廿一年七月十日卒、)本尊三尊彌陀、(長四尺一寸、運慶作、脇士各長二尺五寸五分、渡部休得作、)及地蔵を置、(足下ヶ地蔵と稱す、運慶作、長一尺九寸、元の本尊なり、)當寺京都智恩院直末の許状を蔵すれど、(注記を読む)
春光院末たる所以詳ならず、(新編相模国風土記稿より)

「川東仏教会寺院名鑑」による安養寺の縁起

産千代山延命院安養寺は永禄8年(1565年)真言の僧にて綽空律師の開基にかかる者なり然に寛文5年(1665年)当山4世(代)の経誉吟公上人の御代に至りて浄土宗となし地蔵院と改め迦羅陀山地蔵尊の木坐像をして御脇きに移し奉り阿弥陀如来の木立像をして正面の殿上に安置し奉りぬ爾来浄土宗となりてより330年今日に至って居ります。(「川東仏教会寺院名鑑」より)


安養寺の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿
  • 「川東仏教会寺院名鑑」