金立山本光寺。松野六郎左衛門重正が開基
本光寺の概要
日蓮宗寺院の本光寺は、金立山と号します。本光寺は、松野六郎左衛門重正が開基となり文永11年(1274)創建、中老僧日弁(応長元年1311年寂)が開山したといいます。
山号 | 金立山 |
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院号 | - |
寺号 | 本光寺 |
本尊 | - |
住所 | 小田原市寿町5-11-34 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
本光寺の縁起
本光寺は、松野六郎左衛門重正が開基となり文永11年(1274)創建、中老僧日弁(応長元年1311年寂)が開山したといいます。江戸期には今井八幡神社の別当を勤めていました。
「日蓮宗寺院大鑑」による本光寺の縁起
(大観には、文永11(1274)年3月の創立。開山中老日弁。開基松野六郎左衛門重正。天正年間9世日芸が諸堂を建立したが、元禄16年震災により倒壊。享保19年、19世日啓により再興されたが、明治29年9月の水害で堂宇決壊流失し、39年現在地に移転再興。寺宝として宗祖御消息断簡、日法作祖像等を蔵すとある)(「日蓮宗寺院大鑑」より)
新編相模国風土記稿による本光寺の縁起
(今井村)
本光寺
金立山と號す、法華宗(下総國中山、法華經寺末)、開山日忍(元應二年卒)、本尊宗法の諸尊安ず、
△祖師堂。日蓮像(長二尺五寸、日法の作)、及鬼子母神、大黒天、三十番神の像を置、
△子權現社
△鐘樓。延享四年、鑄造の鐘を掛、
(新編相模国風土記稿より)
本光寺の周辺図
参考資料
- 「日蓮宗寺院大鑑」
- 新編相模国風土記稿