岩泉寺。小田原市根府川にある曹洞宗寺院
岩泉寺の概要
曹洞宗寺院の岩泉寺は、巨岳山と号します。岩泉寺は、慶長9年(1614)に創建、廣井長十郎重次が元和7年(1621)に開基、早川海蔵寺13世通國門泰(寛永3年1626年卒)が開山したといいます。
山号 | 巨岳山 |
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院号 | - |
寺号 | 岩泉寺 |
本尊 | 釈迦如来像 |
住所 | 小田原市根府川187 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
岩泉寺の縁起
岩泉寺は、慶長9年(1614)に創建、廣井長十郎重次が元和7年(1621)に開基、早川海蔵寺13世通國門泰(寛永3年1626年卒)が開山したといいます。当初海辺に建てられたものの、万治2年(1659)の洪水により流失したころから、万治5年(1662)当地へ移転しています。
新編相模国風土記稿による岩泉寺の縁起
(根府川村)
岩泉寺
巨岳山と號す、曹洞宗、(早川村海蔵寺末、)開山通國門泰(本寺十三世の僧寛永三年九月八日卒、)慶長九年建、(舊家長十郎の家系には、元和七年先代廣井、長十郎重次開基すとあり、)本尊正觀音、腹籠の像は惠心作なり、(長三寸五分、)當寺昔は海邊にありしが、萬治二年の洪水に流失して、同五年今の處へ轉ず、(長十郎家系に、重次の孫左衛門重光の時、己が持地を寄附して此地に轉ずと云、」)(新編相模国風土記稿より)
岩泉寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿