壽昌寺。小田原市荻窪にある曹洞宗寺院
壽昌寺の概要
曹洞宗寺院の壽昌寺は、庵谷山と号します。壽昌寺は、天文16年に創建、久野総世寺5世天祐宗根(天文20年1551年寂)が開山したといいます。
山号 | 庵谷山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 壽昌寺 |
本尊 | 観世音菩薩像 |
住所 | 小田原市荻窪546 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
壽昌寺の縁起
壽昌寺は、天文16年に創建、久野総世寺5世天祐宗根(天文20年1551年寂)が開山したといいます。
新編相模国風土記稿による壽昌寺の縁起
(荻窪村)
壽昌寺
同宗(曹洞宗)(久野村總世寺末、)安谷山と號す、天文十六年の起立にて、開山を天祐宗根と云、(本寺五世、天文二十年十二月二日卒)寺寶に開山の肖像一幅あり、
(二世僧宗惠の筆にて、開山自筆の讃あり、日造箇閑模様、著傀儡挹絲、從生多賣弄、至老受謾歟、丹碧全不我、聲色豈于伊、欲見眞容貌、一面捲起之、小師宗惠上座、畫出予醜質、呈以請讃、聊書短偈、使應所請者也、于時天文馬兒年霜月日、前永平總世中興第五世、天祐老聵宗根自許、落款あり、)
本尊正觀音(長一尺三寸二分、行基作、)
△辨天社
△鐘樓。鐘に藤澤山清浄光寺と彫る、是は本尊の夢想により、元禄四年八月二十二日、境内地中より穿得しと云、(新編相模国風土記稿より)
壽昌寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿