新光明寺。足柄三十三観音霊場
新光明寺の概要
浄土宗寺院の新光明寺は、天照山蓮華院と号します。新光明寺は、鎌倉光明寺22世で北條氏出身の貞譽良記が、当地に隠棲、鎌倉光明寺と同じ山号院号を用いて永禄2年(1559)に創建したといいます。足柄三十三観音霊場22番霊場です。
山号 | 天照山 |
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院号 | 蓮華院 |
寺号 | 新光明寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 小田原市扇町1-5-1 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
新光明寺の縁起
新光明寺は、鎌倉光明寺22世で北條氏出身の貞譽良記が、当地に隠棲、鎌倉光明寺と同じ山号院号を用いて永禄2年(1559)に創建したといいます。
新編相模国風土記稿による新光明寺の縁起
(谷津村)
新光明寺
浄土宗、(鎌倉光明寺末、)天照山蓮華院と號す、開山良記、(貞譽と號す、俗姓は北條氏、本山二十二世の僧なり、)本山住職の頃、此地東海和尚(禅宗東海寺の僧、)開基の舊蹟に就き、永禄二年起立して、隠棲の所とす、山院寺の號も、鎌倉を襲ひ、ただ新の一字を加ふるのみ、本尊彌陀(長二尺六寸、運慶蘇生の作、良記将来の像と云、)二菩薩(座像一尺二寸、惠心作、)
△地蔵堂。夢想に依て、道心求願負来りし像なり、これ十一世檀量の時なり、
△鎮守社。神明八幡春日を祀る、
△辨天社(新編相模国風土記稿より)
新光明寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿