福泉寺。大稲荷神社のもと別当
福泉寺の概要
曹洞宗寺院の福泉寺は、華岳山と号します。福泉寺は、陽林宗春居士(文正元年1466年卒)が開基となり、巨山秀壡(文明9年1477年卒)が開山したといいます。
山号 | 華岳山 |
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院号 | - |
寺号 | 福泉寺 |
本尊 | 釈迦如来像 |
住所 | 小田原市城山1-19-1 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
福泉寺の縁起
福泉寺は、陽林宗春居士(文正元年1466年卒)が開基となり、巨山秀壡(文明9年1477年卒)が開山したといいます。江戸期には大稲荷神社の別当を務めていました。
新編相模国風土記稿による福泉寺の縁起
(谷津村)
福泉寺
同宗(曹洞宗)(早川村海蔵寺末、)花岳山と號す、開山巨山秀壡、(文明九年四月朔日卒、)開基陽林宗春居士、(姓氏詳ならず、文正元年十二月九日卒、)本尊釋迦、外に百觀音(西國秩父坂東の模像、)安置、
△辨天社
△白山社(新編相模国風土記稿より)
「全国寺院名鑑」による福泉寺の縁起
巨山秀叡の開山、中興開基は三浦道寸、九世雷山沢随は神託によって小田原城主に説いて大稲荷神社を建立。正徳元年、社領七十石を賜わり明治初年まで別当職で神仏分離によって神体は当寺に安置した。(「全国寺院名鑑」より)
福泉寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「全国寺院名鑑」