一徳寺。小田原市田島にある臨済宗建長寺派寺院
一徳寺の概要
臨済宗建長寺派寺院の一徳寺は、天陽山と号します。一徳寺は、永仁6年(1298)に創建、雪庭白禅師(元応2年1320年寂)が開山したといいます。
山号 | 天陽山 |
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院号 | - |
寺号 | 一徳寺 |
本尊 | 釈迦如来坐像 |
住所 | 小田原市田島1102 |
宗派 | 臨済宗建長寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
一徳寺の縁起
一徳寺は、永仁6年(1298)に創建、雪庭白禅師(元応2年1320年寂)が開山したといいます。
境内掲示による一徳寺の縁起
一徳寺
一徳寺は、天陽山と号する臨済宗建長寺派の寺院です。創建は永仁6年(1298)で、開山は雪庭白禅師(元応2年(1320)12月13日没)と伝えられています。かつては天台宗寺院であったと伝えられています。本尊は、行基作と伝えられる釈迦如来坐像です。
大正12年の関東大震災によって本堂、鐘楼等が倒壊し、本堂は昭和10年、鐘楼は昭和15年に復興しました。由緒縁起等の記録は、こうした天災などにより焼失してしまいました。
本堂の西北にも老槙が2本ありますが、樹齢約700年で雪庭白禅師により植えられたと伝えられています。
700年来毎年行われる伝統行事として、1月に大般若経六百巻転読祈祷会と、8月二山門施餓鬼会が行われています。(境内掲示より)
新編相模国風土記稿による一徳寺の縁起
(田島村)
一徳寺
天陽山と號す、(鎌倉建長寺末、)開山雪庭白、(元應二年十二月十二日卒、)中興一翁、(享保十一年五月卒、)本尊釋迦(行基作座像、長一尺、)
△鐘樓 鐘は寛永八年の鑄造なり、(新編相模国風土記稿より)
一徳寺の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿