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下溝八幡宮。相模原市南区下溝の神社

下溝八幡宮の概要

八幡宮は、相模原市南区下溝にある神社です。下溝八幡宮は、溝郷が上溝と下溝とに分村した天文年間(1532-55)に、上溝の亀ヶ池八幡宮を勧請して創建したと伝えられます。近くには、その当時北条氏照の娘貞心尼の屋敷があり、当社地はその屋敷の裏鬼門にあたる地だといいます。

八幡宮
八幡宮の概要
社号 下溝八幡宮
祭神 応神天皇
合祀 -
境内社 -
祭日 例大祭8月28日
住所 相模原市南区下溝1479
備考 -



下溝八幡宮の由緒

下溝八幡宮は、溝郷が上溝と下溝とに分村した天文年間(1532-55)に、上溝の亀ヶ池八幡宮を勧請して創建したと伝えられます。近くには、その当時北条氏照の娘貞心尼の屋敷があり、当社地はその屋敷の裏鬼門にあたる地だといいます。

新編相模国風土記稿による下溝八幡宮の由緒

(下溝村)
八幡社
村の鎮守、祭禮七月廿八日、
別當多光院。本山修験(小田原玉瀧坊配下)本尊不動(新編相模国風土記稿より)

「さがみはら風土記稿」による下溝八幡宮の由緒

JR相模線下溝駅の北西に旧下溝村の鎮守下溝八幡宮があります。
その創建は明確ではありませんが、伝承によると、溝郷が上溝と下溝の両村に分かれた天文年間(1532~55) に上溝村の亀ヶ池八幡宮より分霊を受けて建立したと伝えられています。
また、その位置については、その頃下溝村の「堀の内」に北条氏照の娘貞心尼の屋敷があり、その裏鬼門つまり南西方面にあたるこの地に神社を設定したのではないかと考えられています。
参道にはそミジの木があり、秋にはきれいな紅葉を見せていますが、その右隣にある小さな祠の中には市指定重要文化財の不動明王坐像が安置されています。
この尊像は八幡宮の別当寺であった大光院という寺院の本尊だったもので、像の胎内銘によると享保9年(1724)に大光院の常照が、鎌倉扇ヶ谷に住んでいた仏師後藤左近藤原義貴に製作を依頼したことがわかります。
しかし、犬光院は明治初期に神仏分離令によっで廃止され、この本尊は社務所などに安置されていましたが、たび重なる大火に襲われ、そのたびに転々とその場所を移動していました。現在ではやっと安住の地を得、きれいに修復されて保存されています。(「さがみはら風土記稿」より)

境内掲示による下溝八幡宮の由緒

この神社は、天文年間(1532~1555年)に溝郷が上溝と下溝の両村に分かれた際に、下溝村の鎮守として上溝の亀ヶ池八幡宮から勧請して創建された神社であると伝えられています。また、中世の屋敷跡と思われる「堀の内」と呼ばれる地点からみて、その裏鬼門(西南)にあたるので、ここに建立されたという話もあります。
参道の脇にある小祠には、市の重要文化財に指定されている「不動明王坐像」が安置されています。これは享保9年(1724年)に後藤左近近藤義貴が製作したもので、もともとは別当大光院の本尊でした。(相模原市・相模原市観光協会掲示より)

神奈川県神社誌による下溝八幡宮の由緒

天文年間(一五三二~一五五五)に溝郷が上溝と下溝に分れた時、上溝の亀ヶ池八幡宮から勧請されたと伝えられる。(神奈川県神社誌より)


下溝八幡宮の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿
  • さがみはら風土記稿