薬師堂。安永9年に建立、矢部氏居館の裏鬼門地
下磯部東薬師堂の概要
曹洞宗寺院の下磯部東薬師堂は、相模原市南区磯部にある堂宇です。下下磯部東薬師堂の創建年代等は不詳ながら、500年前から奉安されてきたと伝えられます。
山号 | - |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 薬師堂 |
本尊 | 薬師如来 |
住所 | 相模原市南区磯部、下磯部集会所 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
下磯部東薬師堂の縁起
下磯部東薬師堂の創建年代等は不詳ながら、500年前から奉安されてきたと伝えられます。
新編相模国風土記稿による下磯部東薬師堂の縁起
(磯部村)
薬師堂
能徳寺持下同、(新編相模国風土記稿)
平成さがみはら風土記稿による薬師堂の縁起
(下磯部東)薬師堂
この薬師堂は、磯部のバス停「下磯部」より南へ200mのところにあります。
『風土記稿』によると、「能徳寺持」とありますが、伝承では500年前からあると伝えられ、大正時代までは本尊の薬師如来像のほかにも四天王像や十二神将像があったといわれています。
堂宇は毎月12日に開けられ、近隣のお年寄りが集まります。特に10月12日の「亡日」には本尊が開帳され、能徳寺の住職による読経が行われます。また、参拝者には上新粉で作った「まゆ因子」と護符が配られますが、これは目の治療に効能があるといわれています。(平成さがみはら風土記稿より)
下磯部東薬師堂の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- さがみはら風土記稿